毎度、ゆたか書房通信です(嘘

本日をもって一つの漫画を読み終えたので、感想でも書きます。
以下、ネタバレが含まれるので気をつけてください。

物語だからいいのかも知れないけど、実際、天才とか見たことない。
凄い人とかいるけど、この話にも描かれているような一般的な天才は知らない。
僕が知らないだけなのかもしれないけどね。

でも、天才として描かれている主人公のような孤独な人物はたくさんいると思う。
それは、みんなが心のどこかに抱えている根源的なものとも思えた。
だからか、僕はとても共感する部分が多いのだ。

主に描かれているのは、絆だと思う。
何をもって家族となったり、友といえるのか。
それは血だったり、心だったり…… 宿命に翻弄されつつも、ブレそうになる自分を最後まで通しきれた人がたくさんいた。

本のトビラ部分に、「若い人に向けた物語です」というような事が書いてあった。
確かに、自分が最後まで望めば、必ず後悔のない幸福を手に入れられるというようなメッセージが込められていたように思う。

信じ切ることが出来なくて、反逆し、挫折していった矢野さん。
彼も、良い対比を生む要素となっている。
想いは純粋でも、行動が伴わなければ、最後には負けるのだ。
逆に言えば、がんばり続ければ、最後には勝てるということだと思う。

ともあれ、痛快に勝つシーンが印象的で、最後まで愉快に楽しめる漫画だったと思う。

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